電車に乗っていたことだけが共通するとはいえ、時間も場所もまったく違うはずのぼくの前に、同じ出来事が生じるのだった。それは、一方が2012年、もう一方が2009年に、東京と愛媛の電車の座席にすわっていた両方のぼくの前にあらわれた。 夕方の4時半ごろ、…
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